売上が読めないうちは時給。
読めるようになったら歩合です。
求人票に、2つ並んでいることがあります。
「パート(アルバイト)|時給1,300円〜」と「業務委託|技術売上の60%」。同じお店なのに、受け取り方がまったく違います。
入る人数で、逆転します。
この記事では、どちらが得かではなく、どこで逆転するかを数字で出します。途中で変えられるお店かどうかの見方も書いています。
この記事で言いたいこと
月に入る人数が読めないうちは、時給のほうが安全です。読めるようになってから歩合に移るほうが、落ち込む月がありません。
分かれ目は1日に何人入るか。目安は1日2人です(計算は下に出します)。
そして、途中で変えられるお店なら、最初の選択を決め打ちにしなくて済みます。
この記事の内容
どちらが上という話ではありません。読めるかどうかで、合うほうが変わります。
比べるときは、月の合計で見ないほうが分かりやすいです。1日に何人入るかで考えます。
この式に入れる数字は、3つだけです。自分の時給、1日の時間数、お店の客単価と歩合率。どれも面接で聞けます。
説明のために、仮の数字で並べます。時給1,300円・1日7時間・週2日(月8日)・客単価8,000円・歩合60%とします。
1日1人と1日3人で、立場が入れ替わります。月15人あたり(1日2人)で、ほぼ同じ額になります。
上の数字は説明のための例です。
時給も客単価も歩合率も、お店によって違います。収入を約束するものではありません。大事なのは「自分の数字で同じ計算ができること」だけです。
時給が1,500円なら、分かれ目は1日2.2人に上がります。時給が高いほど、歩合が追い抜くのは遅くなります。
3つのうち1つでも当てはまるなら、時給から始めて構いません。あとから移れるお店なら、急ぐ理由がありません。
ここがいちばん効きます。最初にどちらを選ぶかより、あとから変えられるかどうかで、迷う時間が変わります。
変えられるお店
「様子を見てから決めましょう」が成り立ちます。読めるようになってから移れます。
変えられないお店
入口で決め打ちになります。読めないうちに歩合を選ぶと、落ち込む月が出ます。
変えられるかどうかは、求人票にはほとんど書かれていません。聞けば答えてもらえることなので、面接で確かめてください。
1と2が分かれば、上の式で分かれ目が出せます。3が「できます」なら、最初の選択で悩まなくて済みます。
ここからは、私たちのお店の話です。
切り替えられるようにしているのは、入口で決め打ちにさせたくないからです。時給で始めて、指名が増えてから業務委託に移った方のほうが、落ち込む月がありません。
ただし、私たちから「歩合に移りませんか」とお声がけはしていません。
ご自身の数字を見て決めていただく形にしています。言わないと進まないのは、仕組みとして弱いところです。
時給の決め方はアイリストのパート(アルバイト)の時給に全部書いています。その先、シェアサロンまで考える段階になったら業務委託からシェアサロンへ、いつ移る?をご覧ください。
アイリストのパート(アルバイト)と業務委託、どっちから始めるのがいいですか?
月に入る人数が読めないうちは、時給のほうが安全です。読めるようになってから歩合に移るほうが、落ち込む月がありません。分かれ目は1日に何人入るかで、目安は1日2人です。
パート(アルバイト)と業務委託は、何が違うのですか?
時給は「いた時間」で決まり、お客様が入らない時間も発生します。減らないのが強みで、上限があるのが弱みです。歩合は「作った売上」で決まり、上限がないのが強みで、入らない月は下がるのが弱みです。休んだときの扱いも変わります。
どこで時給と歩合が逆転するのですか?
「時給 × 1日の時間数 ÷(客単価 × 歩合率)」で、1日の分かれ目人数が出ます。時給1,300円・1日7時間・客単価8,000円・歩合60%なら、1日2人前後です。時給が高いほど、歩合が追い抜くのは遅くなります。
歩合が向かないのは、どんなときですか?
3つあります。月によって入れる日数が変わるとき、お客様がまだ付いていないとき、毎月の額が決まっていないと落ち着かないとき。1つでも当てはまるなら、時給から始めて構いません。
歩合に移る前に、何を確かめればいいですか?
3つです。材料費はどちらが持つか、集客は誰がやってその費用は誰が持つか、指名とフリーで率が違うか。3つ目が違う場合は、低いほうの率で計算してください。移った直後はフリーのお客様のほうが多いためです。
途中で時給から歩合に変えられますか?
お店によります。求人票にはほとんど書かれていないので、面接で「あとから時給と歩合を変えることはできますか」と聞いてください。変えられるお店なら、最初の選択を決め打ちにしなくて済みます。
面接では何を聞けばいいですか?
3つです。「このお店の客単価は、だいたいいくらですか」「1日に何人くらい入りますか」「あとから時給と歩合を変えることはできますか」。1つ目と2つ目が分かれば、自分で分かれ目を計算できます。
CALM TOKYO 恵比寿本店は、途中で切り替えられますか?
切り替えられます。1か月前にお申し出いただければ、パート(アルバイト)と業務委託を変えられます。業務委託は技術売上の60%で固定費は0円、材料費はお店が持ち、指名とフリーで率を変えていません。ただし私たちから歩合への切り替えをお声がけはしていないので、ご自身からお申し出いただく形です。
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代官山駅から徒歩2分、恵比寿駅から徒歩5分。
パート(アルバイト)も業務委託も募集しています。
1か月前のお申し出で、あとから変えられます。
※ 記載の内容は2026年10月時点のものです。時給・歩合率・切り替えの条件はCALM TOKYO 恵比寿本店のもので、他のサロンとは異なります。
※ 本文の計算は説明のための仮の数字です。収入を約束するものではありません。必ずご自身の数字で計算してください。
※ この記事では、社会保険・雇用保険・税・扶養の扱いには触れていません。働き方によって扱いが変わるため、お住まいの自治体や専門家にご確認ください。