ホームページの数字は、月に1回、3つだけ見ています。
①ページごとの滞在時間 ②検索から来た人が、ちゃんと読んだ割合 ③LINEのボタンを押した人。
8月の分をGA4で見たら、表示がいちばん多いページが、滞在はいちばん短く、12秒でした。
見られている数より、読まれているかどうかを先に見る。うちはそう決めています。
この記事の内容
GA4(Googleのアクセス解析)は、開けば毎日の数字が見られます。
でも、うちのようなお店のホームページでは、1日の数字は少なすぎて、増えた減ったに意味がありません。
だから、毎月1日〜7日のあいだに、先月の分を1回だけ見ています。
見る日を決めておくと、「気になって毎日開く」がなくなります。
GA4には、見られる数字がたくさんあります。
全部見ようとすると、何も決まりません。うちは、3つに絞っています。
| 見る数字 | 分かること | |
|---|---|---|
| 1 | ページごとの滞在時間 | 開いた人が、読んだのか、すぐ閉じたのか |
| 2 | 検索から来た人が、ちゃんと読んだ割合 | 検索の言葉とページの中身が、合っているか |
| 3 | LINEのボタンを押した人 | 読んだ人が、次の行動に移ったか |
図表①:毎月見ている3つ
2番は、GA4では「エンゲージメント率」という名前です。
10秒以上見た、2ページ以上見た、などの「ちゃんと見た」訪問の割合です。
3つとも、表示回数ではありません。
表示回数は、広告にお金をかければ増えます。増えても、読まれていなければ、意味がないからです。
8月の数字を、ページごとに並べました。
| ページ | 表示の多さ | 平均の滞在時間 |
|---|---|---|
| ページA | いちばん多い | 12秒 |
| ページB | 2番目 | 1分08秒 |
| ページC | 3番目 | 15秒 |
図表②:働き方ごとの求人ページ(2026年8月)
※ ページの名前と、表示回数・人数は伏せています。滞在時間はGA4の数字のままです
いちばん見られていたページが、いちばん読まれていませんでした。
12秒は、開いて、上のほうを見て、閉じる時間です。
いちばん見られていたのは、広告をいちばんかけていたページでした。
広告で人は連れてこられていた。でも、そのページの最初の画面で、知りたいことが見つからなかった、ということです。
逆に、2番目のページは、1分以上読まれていました。
表示回数だけを見ていたら、「いちばん見られているページは、うまくいっている」と思っていたはずです。
もう1つ、分かったことがあります。
どこから来た人かで、読み方が違いました。
| どこから来たか | ちゃんと見た割合 |
|---|---|
| Google広告から | 42% |
| 検索から(広告ではない) | 69% |
図表③:どこから来た人が、ちゃんと見たか(2026年8月)
自分で言葉を打って探しに来た人は、7割近くが、ちゃんと読んでいました。
広告から来た人は、4割ほどでした。
広告は、人を連れてきてくれます。
でも、読んでくれる人を連れてくるのは、検索のほうでした。
ページの中身を、検索で探されている言葉に合わせて直すほうが、広告を増やすより先かもしれない。そう考えるきっかけになりました。
GA4には、「直接来た人(Direct)」という分類があります。
URLを打ったり、ブックマークから開いたりした訪問です。
8月の数字では、直接来た人の平均の滞在時間は、7秒でした。
ほとんど読まれていません。
中身を見ると、多くは、自分たちの確認でした。ページを直したあと、ちゃんと出ているかを開いて、閉じる。それが数字に入っていたのです。
自分のアクセスを数字から外す設定は、GA4でできます。
うちは、まだやれていません。毎月、この分を割り引いて見ています。
毎月の数字を見たら、直すことを1つだけ決めます。
8月の分なら、12秒のページです。
最初の画面に、そのページを開いた人が知りたいことが出ているか。そこから見直しています。
1つだけにしているのは、直したことの効果を、翌月の数字で確かめるためです。
いくつも同時に直すと、どれが効いたのか、分からなくなります。
ホームページの数字は、売上の数字ほど大きくは動きません。
でも、月に1回、3つだけ見て、1つだけ直す。それを続けると、ページが、読まれる形に少しずつ近づいていきます。
この記事で使っている道具
シミュレーターサロンの数字から「このままの1年後」を出すシミュレーターを、準備しています。