CATEGORY 04数字

ホームページのアクセス解析は、月1回・3つだけ。
GA4で見たら、いちばん見られたページが、いちばん読まれていなかった

ホームページの数字を月1回見ているところをあらわしたイラスト
先に結論

ホームページの数字は、月に1回、3つだけ見ています。

①ページごとの滞在時間 ②検索から来た人が、ちゃんと読んだ割合 ③LINEのボタンを押した人。

8月の分をGA4で見たら、表示がいちばん多いページが、滞在はいちばん短く、12秒でした。

見られている数より、読まれているかどうかを先に見る。うちはそう決めています。

この記事の内容

  1. 毎日は見ない。月の初めに1回だけ
  2. 見ている3つの数字
  3. いちばん見られたページが、12秒で閉じられていた
  4. 広告で来た人と、検索で来た人の違い
  5. 「直接来た人」の多くは、自分の確認だった
  6. 見たら、1つだけ直す

1. 毎日は見ない。月の初めに1回だけ

GA4(Googleのアクセス解析)は、開けば毎日の数字が見られます。
でも、うちのようなお店のホームページでは、1日の数字は少なすぎて、増えた減ったに意味がありません。

だから、毎月1日〜7日のあいだに、先月の分を1回だけ見ています。
見る日を決めておくと、「気になって毎日開く」がなくなります。

2. 見ている3つの数字

GA4には、見られる数字がたくさんあります。
全部見ようとすると、何も決まりません。うちは、3つに絞っています。

見る数字分かること
1ページごとの滞在時間開いた人が、読んだのか、すぐ閉じたのか
2検索から来た人が、ちゃんと読んだ割合検索の言葉とページの中身が、合っているか
3LINEのボタンを押した人読んだ人が、次の行動に移ったか

図表①:毎月見ている3つ

2番は、GA4では「エンゲージメント率」という名前です。
10秒以上見た、2ページ以上見た、などの「ちゃんと見た」訪問の割合です。

3つとも、表示回数ではありません。
表示回数は、広告にお金をかければ増えます。増えても、読まれていなければ、意味がないからです。

3. いちばん見られたページが、12秒で閉じられていた

8月の数字を、ページごとに並べました。

ページ表示の多さ平均の滞在時間
ページAいちばん多い12秒
ページB2番目1分08秒
ページC3番目15秒

図表②:働き方ごとの求人ページ(2026年8月)
※ ページの名前と、表示回数・人数は伏せています。滞在時間はGA4の数字のままです

いちばん見られていたページが、いちばん読まれていませんでした。
12秒は、開いて、上のほうを見て、閉じる時間です。

いちばん見られていたのは、広告をいちばんかけていたページでした。
広告で人は連れてこられていた。でも、そのページの最初の画面で、知りたいことが見つからなかった、ということです。

逆に、2番目のページは、1分以上読まれていました。
表示回数だけを見ていたら、「いちばん見られているページは、うまくいっている」と思っていたはずです。

4. 広告で来た人と、検索で来た人の違い

もう1つ、分かったことがあります。
どこから来た人かで、読み方が違いました。

どこから来たかちゃんと見た割合
Google広告から42%
検索から(広告ではない)69%

図表③:どこから来た人が、ちゃんと見たか(2026年8月)

自分で言葉を打って探しに来た人は、7割近くが、ちゃんと読んでいました。
広告から来た人は、4割ほどでした。

広告は、人を連れてきてくれます。
でも、読んでくれる人を連れてくるのは、検索のほうでした。
ページの中身を、検索で探されている言葉に合わせて直すほうが、広告を増やすより先かもしれない。そう考えるきっかけになりました。

5. 「直接来た人」の多くは、自分の確認だった

GA4には、「直接来た人(Direct)」という分類があります。
URLを打ったり、ブックマークから開いたりした訪問です。

8月の数字では、直接来た人の平均の滞在時間は、7秒でした。
ほとんど読まれていません。

中身を見ると、多くは、自分たちの確認でした。ページを直したあと、ちゃんと出ているかを開いて、閉じる。それが数字に入っていたのです。

自分のアクセスを数字から外す設定は、GA4でできます。
うちは、まだやれていません。毎月、この分を割り引いて見ています。

6. 見たら、1つだけ直す

毎月の数字を見たら、直すことを1つだけ決めます。

8月の分なら、12秒のページです。
最初の画面に、そのページを開いた人が知りたいことが出ているか。そこから見直しています。

1つだけにしているのは、直したことの効果を、翌月の数字で確かめるためです。
いくつも同時に直すと、どれが効いたのか、分からなくなります。

ホームページの数字は、売上の数字ほど大きくは動きません。
でも、月に1回、3つだけ見て、1つだけ直す。それを続けると、ページが、読まれる形に少しずつ近づいていきます。

現在の状態

阿部弘康

阿部 弘康

株式会社CALM TOKYO 代表取締役|恵比寿でまつげパーマ・眉毛サロンを運営
サロン集客ヘルパー(個人事業)|美容サロン専門のコンサルタント

恵比寿でまつ毛・眉毛サロンを運営しています。この記事の数字は、すべて自店のサイトのアクセス解析(GA4)のものです。
費用は丸めています。出典が言えない数字は書いていません。

この記事で使っている道具

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