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求人原稿は、枠から書く
文字数の上限と、途中でやめた競合調べ

「何を書くか」の前に、「どこに何字入るか」が決まっています。
実際の入力画面を、そのまま出します。

↑ この記事の親まつげサロンの求人|何もない状態で、何を見せるか
アイリストさん

求人原稿って、何から書けばいいんでしょうか。

白紙を前にして、ずっと止まっています。

阿部

白紙ではありません。そこが、いちばん最初の勘違いです。

求人媒体の入力欄は、項目ごとに文字数の上限が決まっています。タイトルは40字。ある欄は200字。ある欄は1000字。

……知りませんでした。

先に枠を見てから書くと、迷う時間がまるごと消えます。

私は最初、それを知らずに書きはじめて、1週間かかりました。夜中までやっていました。

この記事の結論

1. 求人原稿は白紙ではなく、枠。先に上限を見る

2. 各欄の8〜9割は、必ず埋める

3. 競合は全部調べなくていい。私は途中でやめました。効いたのは1店を深く読むことでした

この記事の内容

  1. 求人原稿は、白紙ではありません
  2. 入力欄の上限を、そのまま出します
  3. 各欄の8〜9割は、必ず埋める
  4. タイトル40字に、何を入れるか
  5. 競合を調べようとして、途中でやめました
  6. 並べて分かったこと ── みんな、同じ欄を空けている
  7. ベンチマークは、1店だけ決めた
  8. 給与欄に、計算例を書いた
  9. 「こだわり・自慢」の枠に、理念を入れた
  10. 「30〜40代」と書いた理由
  11. 出したあと、書き直していません
  12. よくある質問
  13. まとめ

求人原稿は、白紙ではありません

親記事では「見せるものがない状態で、図面とコンセプトを見せた」という話を書きました。あれは「何を見せるか」の話です。

この記事は、その手前の話をします。実際に入力画面を開いたとき、何が起きるかです。

結論から書きます。

最初に知っておくこと

入力欄には、項目ごとに文字数の上限があります。

タイトルは40字。「こだわり・自慢」は各200字。「PR」は1000字。
枠の大きさが、書く内容を決めます。

私はこれを知らずに書きはじめました。長い文章を作ってから貼り付けて、入らなくて削って、また書いて。1週間かかりました。

1週間……。そんなにかかるものなんですか。

当時の私は、そうでした。

AIを触りはじめたばかりだったんです。いまと同じようには使えていませんでした。夜中まで、何日もかけて書いていました。

いまなら1日で終わります。でも、それは慣れたからです。初めての人が1週間かかるのは、普通だと思ってください。

ここで言いたいのは「大変ですよ」ではありません。スケジュールに、その1週間を入れておいてくださいということです。

親記事に書いたとおり、求人は物件が決まらないと出せません。そして物件が決まった日から書きはじめると、掲載はさらに1週間先になります。原稿を先に書いておく、というのはそういう意味です。

入力欄の上限を、そのまま出します

うちが使った媒体の入力欄です。数字はそのまま出します。

求求人ページの入力欄上限
  • タイトル 40字 いちばん短くて、いちばん大事なところです
  • 役職・採用対象の詳細 100字
  • 給与・備考 1000字
  • 勤務時間・備考 1000字
  • 休日の詳細 300字
  • 仕事内容の詳細 1000字
  • 福利厚生 300字
  • 求める人物像 1000字
  • PR 1000字
  • 夢・想い 300字
  • こだわり・自慢 1〜3 各200字 ここの使い方が、この記事のひとつの山です
  • 応募後の流れ 1000字

このほかに店舗ページがあり、そちらにも「職場からのメッセージ」「職場の雰囲気」「どんな人が活躍しているか」「スキルアップ・教育制度」が各1000字あります。

求人媒体の管理画面。「役職・採用対象の詳細」の入力欄の下に「文字数:73/100」と表示されている
実際の入力画面です。欄の下に「文字数:73/100」と出ます。書きながら、残りが見えます。

上限は媒体によって違います。ここに出したのは、うちが使った媒体の、当時の数字です。他の媒体を使うなら、まず管理画面を開いて、上限を書き出すところから始めてください。それだけで、書く順番が決まります。

そしてもうひとつ、文字だけではありません。

求人媒体の管理画面。基本画像の設定欄に「最小枚数3枚」「最大枚数はプランごとに30枚・20枚・10枚・5枚」と記載されている
写真にも枚数の枠があります。しかも「画像枚数に応じて掲載順位UP」と書いてあります。枚数が順位に効くなら、それは埋めるべき枠です。

各欄の8〜9割は、必ず埋める

原稿を書くときに、私が決めていたことがひとつあります。

決めていたこと

どの欄も、上限の8〜9割は確実に埋める。

1000字の欄なら800字以上。200字の欄なら170字以上。これだけです。

なぜ、そこまで埋めるんですか。短いほうが読まれるとも聞きますが……。

読み物としてはそうです。でも求人ページは、読み物ではありません。

応募する人は、不安を消すために読んでいます。「休みは本当に取れるのか」「未経験でも大丈夫なのか」「どんな人が働いているのか」。

書いていない欄は、答えていない欄です。そこに不安が残ります。

もうひとつ、現実的な理由があります。

空欄が多いページは、手を抜いているように見えます。応募する側から見ると「この店、求人に力を入れていないんだな」と読まれます。開業前のうちには、実績も写真もありませんでした。その状態で唯一こちらが管理できるのが、埋まっているかどうかでした。

ただし「文字を増やす」ことが目的ではありません。8〜9割という目安は、書くべきことを書き切ったら、だいたいそのくらいになるという意味です。同じ内容を言い換えて水増しすると、読んだ人には分かります。

タイトル40字に、何を入れるか

いちばん短い欄が、いちばん効きます。検索結果の一覧で、最初に見えるのがここだからです。

求人媒体の管理画面。求人タイトルの入力欄と、その下に「文字数:40/40」の表示
40字ちょうどです。1字も余していません。

開業のときのタイトルは、こうでした。

開業時(2025年春)

オープニングスタッフ募集☆給料◯◯万円+歩合|完全週休二日制|土日祝休みも可能♪

入れたのは4つです。

「恵比寿」とか「駅近」は入れなかったんですね。

入れませんでした。エリアは、検索する側がすでに絞っているからです。

恵比寿で探している人が見ている一覧に、恵比寿の求人が並んでいます。そこで「恵比寿」と書いても、差になりません。

40字は、他と違うところに使います。

ここで正直に書いておきます。私は、この40字で迷いませんでした。

理由は、ベンチマークにしていたお店が1つあったからです。そのお店のタイトルを見て、何をどの順番で置いているかが分かっていました。だから、自分の店の言葉に置き換えるだけで済みました。この話は、あとで詳しく書きます。

そして、1年後に書き換わりました

いま入っているタイトルは、これです。上の画像のものです。

1年後

【残1名】回転重視は卒業!半個室で丁寧施術/経営学ぶ独立支援/歩合で月40万可

並べてみると、変わったところがはっきりします。

開業のとき

「オープニング」「休み」が前に出ています。

まだ店がないので、条件で語るしかありませんでした。

1年後

「回転重視は卒業」「半個室で丁寧施術」が前に出ています。

店ができたので、働き方で語れるようになりました。

タイトルは、店の状態に合わせて書き換わります。開業のときに完璧なものを作ろうとしなくて大丈夫です。そのとき言えることを、40字に入れてください。

競合を調べようとして、途中でやめました

ここは、うまくいかなかった話です。そのまま書きます。

原稿を書く前に、同じエリアの求人を全部読もうとしました。Excelを開いて、1件ずつ項目を書き写していきました。

競合サロンの求人内容を入力欄ごとに整理した表。店名はA店〜G店と伏せられ、各欄に記入ありと空欄が並んでいる
そのときの表です。店名は伏せています。縦に並んでいるのが求人ページの入力欄で、1店あたり23の欄。「■」が記入あり、「—」が空欄です。

そして、途中でやめました。

やめた……んですか。

やめました。やっていて「これ、意味あるかな」と思えてきたんです。

同じような文章が続くんです。3店目くらいから、次に何が書いてあるか予想がつくようになりました。

いま振り返ると、やめて正解でした。

ここが、この記事でいちばん言いたいことです

競合は、全部調べなくていいです。

数を集めることより、うまくいっている1店を決めて、そこを深く読むほうが効きました。

「全部調べないといけない」と思っている人が、いちばん動けません。私もそうでした。そして途中でやめて、結果的にそのほうがよかった。

選び方も、そんなに厳密ではありませんでした。規模が近そうなところと、ホットペッパーで調べて気になったところ。あとは一覧の上から順に。それくらいです。

ただし「1件も見ない」は違います。数店でいいので、実際に入力欄が埋まっているページを見てください。自分が何を書けるのか、何を書いていないのかが分かります。ゼロと数店のあいだには大きな差があり、数店と数十店のあいだには、あまり差がありませんでした。

並べて分かったこと ── みんな、同じ欄を空けている

やめたとはいえ、並べた分は残りました。そして、並べたからこそ見えたものがあります。

上の表をもう一度見てください。横にそろって「—」が並んでいる行があります。

空ほとんどの店が空けていた欄4つ
  • 技術
  • 教育
  • 理念・ビジョン
  • キャリアプラン
埋ほぼ全店が埋めていた欄5つ
  • キャッチコピー
  • 仕事内容
  • 福利厚生
  • 求める人物像 どこも数百字びっしり書いています
  • PR 同上

私が並べた範囲での話です。エリアや時期が変われば、結果は変わります。

みんな同じところを埋めて、同じところを空けているんですね。

そうなんです。そして、そこがそのまま空き地でした。

みんなが書いている欄で勝とうとすると、書き方の勝負になります。でも、誰も書いていない欄なら、書くだけで差がつきます。

うちが理念・ミッション・ビジョン・バリューを書いたのは、これが理由のひとつです。その話は、このあとの項に書きます。

給与は、下が固まって上がばらける

もうひとつ、数字で分かったことがあります。

給与の下限

22万円〜26万円に固まっていました。

ここは、ほとんど差がありません。

給与の上限

40万円〜63万円までばらついていました。

店によって、まったく違います。

これは、下限は相場で決まり、上限は歩合の設計で決まるということです。

そして応募する人は、上限の数字を見ても、それが本当かどうか分かりません。「月給22万円〜63万円」と書いてあっても、63万円になる条件が書いていなければ、ただの飾りです。

ここが、うちが給与欄に計算例を書いた理由になります。

ベンチマークは、1店だけ決めた

ここが、この記事の中でいちばん正直に書いておきたいところです。

実際にやったこと

うまくいっている1店を決めて、その求人ページを骨にしました。

そのページをAIに読ませて、うちのコンセプトを伝えて、書き直してもらいました。
そのあと、全部自分で手を入れています。

タイトルで迷わなかったのも、給与欄に計算例を入れたのも、もとをたどるとここです。ゼロから考えたものは、ほとんどありません。

ここは、線を引いておきます。

他店の文章を、そのまま使うことはできません。参考にしていいのは構成です。どの欄を厚く書いているか、どういう順番で並べているか、何を先に見せているか。そこまでです。

文章そのものは、著作物です。コピーして使えば、媒体の規約にも、著作権にも関わります。そして何より、他店の言葉で書いた求人には、あなたの店の人は来ません。

その線引き、実際にはどうやればいいんでしょうか。

自分のコンセプトを、先に言葉にしておくことです。

コンセプトがあれば、参考にしたページを読んでも「うちはここが違う」が出てきます。コンセプトがないまま読むと、そのまま写すしかなくなります。

親記事に「求人票に書くことがない、の多くは、まだ決めていないから書けないだけ」と書きました。ここでも同じです。

→ コンセプトの決め方はこちら事業計画書はどう書くのか|14ページを、埋める順番で

ベンチマークの選び方

給与欄に、計算例を書いた

うちの給与欄には、技術売上ごとの支給額を書きました。

実際に掲載した内容(抜粋)

月給 25.0万円〜40.0万円

<技術売上600,000円の場合> 支給額261,530円
内訳(基本給+技術歩合+残業代)

<技術売上700,000円の場合> 支給額277,530円
内訳(基本給+技術歩合+残業代)

ここまで書くんですね。金額を細かく出すのは、怖くないですか。

ここは譲れないポイントでした。

「月給25万円〜40万円」だけだと、どうしたら40万円になるのか分かりません。応募する人は、そこがいちばん知りたいところです。

いくら売ったら、いくらもらえるのか。それを書いていない求人は、40万円のほうが飾りに見えます。

これも、もとはベンチマークにした店の見せ方です。そこに、うちの数字を入れました。

ここを書くには、給与の決まり方が先に決まっていないといけません。「基本給いくら、歩合が売上いくらから何%」がないと、計算例が作れないからです。逆に言うと、給与の仕組みを決めていれば、この欄は自動的に書けます。その設計の話は、次の記事に書きます。

「こだわり・自慢」の枠に、理念を入れた

200字の枠が3つあります。欄の名前は「こだわり・自慢」です。

普通は、設備や雰囲気を書くところだと思います。うちは、ここに理念を入れました。

枠200字 × 3 の使い方うちの場合
  • こだわり・自慢1 ミッション(何のためにやるのか)
  • こだわり・自慢2 ビジョン(どこへ行くのか)
  • こだわり・自慢3 バリュー(どう行動するのか)

別枠の「夢・想い」(300字)には、企業理念を入れました。3つの枠は、それぞれ170〜200字。ほぼ使い切っています。

なぜ、そこに理念を入れたんですか。

ここが、私たちの想いそのものだからです。

そしてこの想いに共感してくれる人を採りたかったんです。設備や雰囲気で来た人は、もっといい設備の店ができたら移ります。

親記事に「給与だけで選んだ人は、給与だけで移ります」と書きました。設備も同じです。

そして、前の項で書いたことにつながります。

空いていた欄に、書いた

並べた店の中で、「理念・ビジョン」を書いていた店はほとんどありませんでした。

誰も書いていない欄に書けば、それだけで差がつきます。
しかも、うちは実績がない代わりに行き先なら書けました。

開業前というのは、過去がありません。店内の写真も、お客様の声も、売上もない。でも未来は書けます。そして未来を書く欄が、たまたま空いていた。

「30〜40代」と書いた理由

仕事内容の欄に、こう書きました。

実際に掲載した内容(抜粋)

当サロンでは、30〜40代のアイリストを募集しています。
20代の方も当社の理念に賛同していただけるなら大歓迎です。

これは意図的です。理由は2つあります。

まわりは「未経験歓迎」と書いている店が多かったんですよね。

多かったです。でも、うちは逆に絞りました。

絞ると応募は減ります。でも、来る人が変わります。親記事に書いたとおり、開業直後は教える余力がありません。絞ったのは、そこを分かっていたからです。

年齢を条件にすることはできません。募集や採用で年齢を制限することは、法律で原則として禁止されています(雇用対策法)。うちが書いたのは「こういう方に来てほしい」という店側の考え方であって、応募の条件ではありません。実際、20代の方も歓迎と併記しています。

この書き方が問題ないかどうかは、掲載する媒体の担当者に必ず確認してください。媒体ごとに審査の基準があります。私は社会保険労務士ではありません。

出したあと、書き直していません

最後に、書き直しの話をします。

親記事に、募集人数を3名 → 2名に差し替えた話を書きました。直したのは、そこだけです。本文は書き直していません。

1回で決まったんですね。

応募が10名あったからです。

応募が来ているなら、直す理由がありません。直すのは、来ていないときです。

直すかどうかの判断

応募が来ている → 触らない

応募が来ていない → まずタイトル。一覧で開かれていないなら、中身は読まれていません

開かれているのに応募がない → 給与欄と休みの欄。ここで止まっています

逆に言うと、1週間かけて書いたのは無駄ではありませんでした。最初に書き切ったから、あとで触らずに済みました。

正直に書いておきます。この「1回で決まった」は、開業のときの話です。その1年後、同じ媒体を再開したときは、まったく違う結果になりました。その話は親記事に追記してあります。この記事の内容が使えるのは、あくまで原稿の作り方としてです。

よくある質問

原稿を書くのに、どれくらい時間を見ておけばいいですか?

私は1週間かかりました。夜中までやっていました。当時はAIを触りはじめたばかりで、いまなら1日で終わると思います。ただ初めて書く人が1週間かかるのは普通だと思ってください。物件が決まってから書きはじめると、掲載がその分だけ遅れます。原稿は先に作っておいてください。

何から手をつければいいですか?

管理画面を開いて、入力欄と上限を書き出すところからです。タイトル40字、この欄は200字、この欄は1000字。枠が分かると、何をどこに書くかが決まります。白紙に長文を書いてから貼ると、入らなくて削ることになります。

全部の欄を埋めないといけませんか?

埋めたほうがいいです。うちは各欄の8〜9割を目安にしました。応募する人は不安を消すために読んでいます。書いていない欄は、答えていない欄です。ただし言い換えて水増しするのは逆効果です。

競合は、何件くらい調べればいいですか?

全部は要りません。私は全部読もうとして、途中でやめました。3店目くらいから、次に何が書いてあるか予想がつくようになったからです。数店を実際に読んで、そのあと1店をベンチマークに決めるほうが効きました。ただし1件も見ないのは違います。

他店の求人を参考にしてもいいんですか?

構成は参考にしていいと思います。どの欄を厚く書いているか、何を先に見せているか。ただし文章そのものは使えません。著作物ですし、媒体の規約にも関わります。それに他店の言葉で書いた求人には、あなたの店の人は来ません。先に自分のコンセプトを言葉にしておいてください。

タイトルの40字には、何を入れるべきですか?

他と違うところです。エリア名は、検索する側がすでに絞っているので差になりません。うちはオープニング/給与+歩合/完全週休二日制/土日祝休みも可能の4つを入れました。1字も余さず使ってください。

給与は、どこまで細かく書くべきですか?

うちは技術売上ごとの支給額を計算例として載せました。「25万〜40万」だけだと、どうしたら40万になるのか分かりません。いくら売ったらいくらもらえるのか。ここを書けるかどうかは、給与の仕組みを決めているかどうかで決まります。

理念やビジョンを書いても、読まれますか?

読まれるかどうかは分かりません。ただ並べた店の中で、そこを書いている店はほとんどありませんでした。誰も書いていない欄に書けば、それだけで差がつきます。そして開業前は実績がない代わりに、行き先なら書けます。

原稿は、あとから直したほうがいいですか?

応募が来ているなら触らなくていいです。うちは募集人数だけ直して、本文は書き直していません。応募が来ていないなら、まずタイトル。開かれているのに応募がないなら給与欄と休みの欄を見てください。

まとめ

持ち帰ってほしいこと

1. 求人原稿は白紙ではなく、枠。先に入力欄と上限を書き出す

2. タイトルは40字。エリア名ではなく、他と違うところに使う

3. 各欄の8〜9割は埋める。空欄は「答えていない欄」に見える

4. 写真にも枠がある。枚数が掲載順位に効く媒体もある

5. 競合は全部調べなくていい。私は途中でやめて、それで正解だった

6. 1店をベンチマークに決めて、深く読む。参考にするのは構成であって、文章ではない

7. みんなが空けている欄がある。理念・ビジョン・教育・キャリアプラン

8. 給与は下限が固まり、上限がばらける。だから計算例が効く

9. 200字の枠3つに、ミッション・ビジョン・バリューを入れた

10. 応募が来ているなら、書き直さない

枠を先に見る。それだけで、だいぶ違いそうです。

今日できます。管理画面を開いて、欄の名前と上限を書き出すだけです。物件が決まっていなくてもできます。

次は、給与の決め方の話を書きます。この記事で「計算例が書ける」と言ったのは、その仕組みを先に作ってあったからです。そして正直に書くと、私はその計算を一度、間違えていました。

↑ この記事の親にもどるまつげサロンの求人|何もない状態で、何を見せるか

この記事は、私自身が2025年に恵比寿で1店舗を開業したときに作成した求人原稿と、その管理画面をもとに書いています。掲載している入力欄の名称・文字数の上限・画像の枚数はうちが使った媒体の、当時の仕様です。媒体・プラン・時期によって変わりますので、必ずご自身の管理画面をご確認ください。競合の傾向として書いた内容は、私が同じエリアで並べた数店の範囲での話であり、統計ではありません。募集や採用における年齢の取り扱いには法令上の制限があります。原稿の表現が問題ないかは掲載媒体の担当者に、労働条件の記載については社会保険労務士にご確認ください。私は社会保険労務士ではありません。

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阿部弘康

阿部 弘康

株式会社CALM TOKYO 代表取締役
恵比寿でまつげパーマ&眉毛アイブロウサロンを運営

美容業界18年。化粧品メーカーの営業、美容サロン専門の広告会社を経て、サロン専門のコンサルタントとして独立しました。集客に関する書籍を2冊出しています。
2025年、恵比寿に自分たちの店を開きました。技術は、表参道で17年やってきたアイリストの妻が。経営とマーケティングは私が見ています。人の店を見てきた側と、自分で開いた側。その両方から書いています。

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