オープンのときは、求人サイトに出すだけで、1か月に10名以上の応募がありました。
1年後、同じように出したら、反応がありませんでした。
そこで自社の求人ページとGoogle広告に切り替えて、2か月。問い合わせ3件、サロン見学2件です。決定には、まだ至っていません。
それでも続けます。広告を出す前の7か月は、見学が1件もなかったからです。
この記事の内容
これは集客ではなく、求人の広告の話です。お客様を集めるほうのGoogle広告は、別の記事に書きました(→ 他店の名前で押された24クリックは、全部ひとつの設定から来ていた)。
うちは2025年5月にオープンしました。
そのときは、求人サイトに掲載しただけです。1か月で10名以上の応募があり、すぐに決まりました。
正直に言うと、求人は簡単だと思っていました。
1年たって、もう一度、同じように出しました。
今度は、まったく反応がありませんでした。
同じお店、同じ場所、同じ求人サイトです。なぜ違ったのか、はっきりした理由は分かっていません。
分かったのは、「前にうまくいったやり方が、次もうまくいくとは限らない」ということだけです。
困りました。掲載にかかる費用も、できれば抑えたい。
そこで、やり方を変えました。自分のサイトに求人ページを作り、そこへGoogle広告で来てもらう形です。
出したのは、Googleで検索した方にだけ表示される広告です。
業務委託・パート・シェアサロン。働き方ごとに1本ずつ、合わせて3本を動かしました。
| 広告を出す前(1〜7月) | 8月 | 9月 | 10月(5日まで) | |
|---|---|---|---|---|
| 広告費 | — | 約3.5万円 | 約2.6万円 | 集計中 |
| 広告が押された回数 | — | 87回 | 88回 | 集計中 |
| サロン見学 | 0件 | 1件 | 1件 | — |
| 電話の問い合わせ | 記録なし | 記録なし | 記録なし | 1件 |
図表①:切り替える前と、切り替えたあと
※ 数字は丸めています。年はすべて2026年です。8月の配信は9日からです。
広告を出す前の7か月、サロン見学は0件でした。
出してからは、問い合わせが合わせて3件。そのうち2件が、サロン見学まで進んでいます。
1つだけ、先にお断りしておきます。
この3件が「広告を見て来た」とは、言い切れません。とくに電話は、何を見てかけてくださったのかを確かめる方法がないからです。
ここで言えるのは、広告を出す前の7か月は0件で、出してからはこれだけのことが起きた、というところまでです。
見学に来てくださったお二人とは、実際にお店を見ていただいて、お話をしました。
今回は、ご一緒するところまでは進んでいません。
理由は、ここには書きません。お一人おひとりの事情があることだからです。
1つだけ言えるのは、ここから先は、広告の仕事ではないということです。
広告にできるのは、働き方を探している方に、うちを見つけてもらうところまで。
お会いしてから先は、条件と、時期と、相性の話になります。広告をいくら直しても、そこは変わりません。
だからこの記事では、「お会いできたか」までを、広告の結果として数えます。
決定がまだなら、やめる。そういう考え方もあると思います。
うちは続けます。理由は3つです。
これがいちばん大きい理由です。
求人サイトに出して反応がなかった時期、こちらにできることは「待つ」だけでした。
いまは、働き方を探している方のほうから、見つけてもらえています。
| 2か月の広告費 | 約6万円 |
| お会いできた人数 | 2名 |
| お一人にお会いするのにかかった額 | 約3万円 |
| 求人ページを開いてもらえた回数 | 月に約90回 |
図表②:2か月で分かったこと
※ 数字は丸めています。現時点での実績です。
これが高いか安いかは、お店によって違うと思います。
うちにとっては、続けられる額でした。
検索の広告は、「アイリスト 業務委託」のように、いままさに探している方にだけ出ます。
その方たちが、月に約90回、うちの求人ページを開いています。
決定に至らなかった月も、この入口は開いていました。
閉じてしまえば、次にお会いできるはずの方とも、会えなくなります。
続けるうえで、1つ、判断を間違えかけたことがあります。
9月、広告費を27%減らしました。
すると、広告の管理画面に出る「成果」が、6から3に、半分になりました。
| 8月 | 9月 | 画面で見ると | |
|---|---|---|---|
| 広告費 | 約3.5万円 | 約2.6万円 | 27%減らした |
| 管理画面の「成果」 | 6 | 3 | 半分。悪化に見える |
| サロン見学 | 1件 | 1件 | 減っていない |
図表③:同じ2か月を、2つの数字で見る
管理画面だけ見ていたら、「減らしたのは失敗だった」と判断して、予算を戻していたと思います。
でも、お会いできた人数は減っていませんでした。
理由は単純でした。うちが「成果」として数えていたのは、求人ページのLINEボタンが押された回数だったからです。
ボタンを押した方が、メッセージを送ってくださったかどうか。画面には出ません。
数えている場所が、手前すぎました。
広告の設定が悪かったわけではありません。見ている数字が、知りたいことと合っていなかっただけです。
10月1日、シェアサロンについての問い合わせが、電話で来ました。
この1件は、
どの画面を開いても、出てきません。
そして気づいたのは、この日まで、電話の問い合わせを書き留める場所がなかったということでした。
記録を始めたのは、この日からです。表を1枚作っただけです。
それより前に電話があったかどうかは、分かりません。
記録がないので、「0件だった」とも言えません。図表①に「記録なし」と書いたのは、そのためです。
求人の問い合わせは、もともと数が少ないものです。
その少ない中の1件が、どこにも残らずに消えていく。これがいちばん怖いと思いました。
うちが決めたことを、5つ書きます。
もう1つ、やってみて分かったことがあります。
何を数えられるかは、求人ページの作りで、ほとんど決まります。
入口がLINEボタンだけなら、数えられるのはボタンの回数だけです。
電話番号が載っていれば電話が来ます。そのとき、書き留める仕組みが先にないと、うちのように取りこぼします。