CATEGORY 02求人

Google広告で求人を出した2か月。問い合わせ3件、見学2件。
電話の1件は、どの数字にも残らなかった

机の上のノートパソコンと、着信中のスマートフォン、チェックリストのイラスト
先に結論

オープンのときは、求人サイトに出すだけで、1か月に10名以上の応募がありました。

1年後、同じように出したら、反応がありませんでした。

そこで自社の求人ページとGoogle広告に切り替えて、2か月。問い合わせ3件、サロン見学2件です。決定には、まだ至っていません。

それでも続けます。広告を出す前の7か月は、見学が1件もなかったからです。

この記事の内容

  1. オープンのときは、求人サイトで10名以上集まった
  2. 自社の求人ページと広告に切り替えて、2か月で起きたこと
  3. 決定には至りませんでした
  4. それでも、求人広告を続ける理由
  5. 管理画面の「成果」は半分。でも、見学は減らなかった
  6. 電話の1件は、どの数字にも残らなかった
  7. これから求人広告を出す方へ

これは集客ではなく、求人の広告の話です。お客様を集めるほうのGoogle広告は、別の記事に書きました(→ 他店の名前で押された24クリックは、全部ひとつの設定から来ていた)。

1. オープンのときは、求人サイトで10名以上集まった

うちは2025年5月にオープンしました。

そのときは、求人サイトに掲載しただけです。1か月で10名以上の応募があり、すぐに決まりました。
正直に言うと、求人は簡単だと思っていました。

1年たって、もう一度、同じように出しました。

今度は、まったく反応がありませんでした。

同じお店、同じ場所、同じ求人サイトです。なぜ違ったのか、はっきりした理由は分かっていません。
分かったのは、「前にうまくいったやり方が、次もうまくいくとは限らない」ということだけです。

困りました。掲載にかかる費用も、できれば抑えたい。

そこで、やり方を変えました。自分のサイトに求人ページを作り、そこへGoogle広告で来てもらう形です。

2. 自社の求人ページと広告に切り替えて、2か月で起きたこと

出したのは、Googleで検索した方にだけ表示される広告です。
業務委託・パート・シェアサロン。働き方ごとに1本ずつ、合わせて3本を動かしました。

広告を出す前(1〜7月)8月9月10月(5日まで)
広告費—約3.5万円約2.6万円集計中
広告が押された回数—87回88回集計中
サロン見学0件1件1件—
電話の問い合わせ記録なし記録なし記録なし1件

図表①:切り替える前と、切り替えたあと
※ 数字は丸めています。年はすべて2026年です。8月の配信は9日からです。

広告を出す前の7か月、サロン見学は0件でした。
出してからは、問い合わせが合わせて3件。そのうち2件が、サロン見学まで進んでいます。

1つだけ、先にお断りしておきます。
この3件が「広告を見て来た」とは、言い切れません。とくに電話は、何を見てかけてくださったのかを確かめる方法がないからです。
ここで言えるのは、広告を出す前の7か月は0件で、出してからはこれだけのことが起きた、というところまでです。

3. 決定には至りませんでした

見学に来てくださったお二人とは、実際にお店を見ていただいて、お話をしました。

今回は、ご一緒するところまでは進んでいません。

理由は、ここには書きません。お一人おひとりの事情があることだからです。

1つだけ言えるのは、ここから先は、広告の仕事ではないということです。

広告にできるのは、働き方を探している方に、うちを見つけてもらうところまで。
お会いしてから先は、条件と、時期と、相性の話になります。広告をいくら直しても、そこは変わりません。

だからこの記事では、「お会いできたか」までを、広告の結果として数えます。

4. それでも、求人広告を続ける理由

決定がまだなら、やめる。そういう考え方もあると思います。

うちは続けます。理由は3つです。

① 出す前の7か月は0件。出してからは、毎月1人とお会いできている

これがいちばん大きい理由です。
求人サイトに出して反応がなかった時期、こちらにできることは「待つ」だけでした。
いまは、働き方を探している方のほうから、見つけてもらえています。

② お一人にお会いするのに、約3万円

2か月の広告費約6万円
お会いできた人数2名
お一人にお会いするのにかかった額約3万円
求人ページを開いてもらえた回数月に約90回

図表②:2か月で分かったこと
※ 数字は丸めています。現時点での実績です。

これが高いか安いかは、お店によって違うと思います。
うちにとっては、続けられる額でした。

③ 月に約90回、求人ページが開かれている

検索の広告は、「アイリスト 業務委託」のように、いままさに探している方にだけ出ます。
その方たちが、月に約90回、うちの求人ページを開いています。

決定に至らなかった月も、この入口は開いていました。
閉じてしまえば、次にお会いできるはずの方とも、会えなくなります。

5. 管理画面の「成果」は半分。でも、見学は減らなかった

続けるうえで、1つ、判断を間違えかけたことがあります。

9月、広告費を27%減らしました。
すると、広告の管理画面に出る「成果」が、6から3に、半分になりました。

8月9月画面で見ると
広告費約3.5万円約2.6万円27%減らした
管理画面の「成果」63半分。悪化に見える
サロン見学1件1件減っていない

図表③:同じ2か月を、2つの数字で見る

管理画面だけ見ていたら、「減らしたのは失敗だった」と判断して、予算を戻していたと思います。

でも、お会いできた人数は減っていませんでした。

理由は単純でした。うちが「成果」として数えていたのは、求人ページのLINEボタンが押された回数だったからです。

  1. 広告が押された
  2. 求人ページを見た
  3. LINEボタンを押した画面が数えてくれるのは、ここまで
  4. メッセージを送った
  5. 日程が決まった
  6. お会いできた本当に知りたいのは、ここ

ボタンを押した方が、メッセージを送ってくださったかどうか。画面には出ません。

数えている場所が、手前すぎました。

広告の設定が悪かったわけではありません。見ている数字が、知りたいことと合っていなかっただけです。

6. 電話の1件は、どの数字にも残らなかった

10月1日、シェアサロンについての問い合わせが、電話で来ました。

この1件は、

どの画面を開いても、出てきません。

そして気づいたのは、この日まで、電話の問い合わせを書き留める場所がなかったということでした。

記録を始めたのは、この日からです。表を1枚作っただけです。

それより前に電話があったかどうかは、分かりません。
記録がないので、「0件だった」とも言えません。図表①に「記録なし」と書いたのは、そのためです。

求人の問い合わせは、もともと数が少ないものです。
その少ない中の1件が、どこにも残らずに消えていく。これがいちばん怖いと思いました。

7. これから求人広告を出す方へ

うちが決めたことを、5つ書きます。

1
求人サイトだけに頼らず、自分の求人ページを持つ掲載をやめたら、何も残りません。自分のページは、広告を止めても残ります。
2
「成功」は、お会いできた人数で決めるボタンが押された回数で決めません。画面の数字は、参考にとどめます。
3
電話は、受けたその場で書き留める日付と、どの働き方についての問い合わせか。この2つだけで足ります。紙でかまいません。
4
見るのは、月に1回求人は数が少ないので、毎週見ても判断がつきません。うちは毎月1日に見ることにしました。
5
数字が半分になっても、すぐには戻さない先に、お会いできた人数を見ます。そちらが減っていなければ、そのまま続けます。

もう1つ、やってみて分かったことがあります。
何を数えられるかは、求人ページの作りで、ほとんど決まります。

入口がLINEボタンだけなら、数えられるのはボタンの回数だけです。
電話番号が載っていれば電話が来ます。そのとき、書き留める仕組みが先にないと、うちのように取りこぼします。

現在の状態

阿部弘康

阿部 弘康

株式会社CALM TOKYO 代表取締役|恵比寿でまつげパーマ・眉毛サロンを運営
サロン集客ヘルパー(個人事業)|美容サロン専門のコンサルタント

恵比寿でまつ毛・眉毛サロンを運営しています。この記事の数字は、すべて自店のGoogle広告の管理画面と、求人の記録のものです。
費用は丸めています。出典が言えない数字は書いていません。

この記事で使っている仕組み

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