CATEGORY 02求人

LINE広告の費用1.4万円で求人を出した3週間。
同じ求人ページなのに、いた時間は4秒と32秒だった

机の上に置かれた2つの砂時計と、求人ページが表示されたスマートフォンのイラスト
先に結論

求人のLINE広告を、約3週間・約1.4万円で出しました。

約1,000回押されて、友だち追加は0件でした。

同じ求人ページなのに、いた時間は、LINE広告から来た方が平均4秒、検索広告から来た方が平均32秒。

安く押されることと、読まれることは、別でした。これから出すか迷っている方へ、出す前に決めておくことをまとめます。

この記事の内容

  1. 探していない方にも、届けたかった
  2. 3週間の結果。約1,000回押されて、友だち追加は0件
  3. 同じ求人ページなのに、4秒と32秒だった
  4. 押される割合を13倍にしても、結果は同じだった
  5. 直そうにも、どこに出たのかが分からなかった
  6. それでも残ったもの。写真ありは1.22倍
  7. これから出すか迷っている方へ。出す前に決める3つ

この記事は、求人を「どう数えるか」「何と書くか」を書いた記事の続きです(→ Google広告で求人を出した2か月。問い合わせ3件、見学2件。電話の1件は、どの数字にも残らなかった)。今回は、求人をどこに出すかの話です。

1. 探していない方にも、届けたかった

うちは、自分のサイトに求人ページを作り、Googleの検索広告で来てもらう形で求人をしています。

検索広告は、「アイリスト 求人」のように、自分で言葉を打って探している方の前に出ます。
逆に言うと、まだ探していない方には、届きません。

「いまのお店に少し迷いはあるけれど、探すほどではない」。
そういう方にも求人を知ってもらえたら、と考えて、LINE広告を出しました。LINEを開いている画面に、求人のバナーが出る形です。

考え方としては、いまでも間違っていなかったと思っています。

2. 3週間の結果。約1,000回押されて、友だち追加は0件

2026年9月12日から30日までの、約3週間の結果です。

かかった費用約1万4千円
広告が表示された回数約29万回
押された回数約1,000回
1回押されるごとの費用約15円
LINE広告からの友だち追加0件
見学0件

図表①:求人のLINE広告、約3週間の結果
※ 2026年9月12日〜30日。数字は丸めています。

1回15円で、約1,000回押されました。広告としては、かなり安いほうです。

押されるたびに、うちの求人ページが開いています。開いた回数は、広告の画面でも、サイトの側の記録でも、ほぼ同じでした。

届いてはいたんです。

それでも、友だち追加は0件、見学も0件でした。

(なお、9月9日に出し始めて、最初の3日間は設定の不備で1回も表示されていません。上の数字は、直したあとの約3週間のものです。)

3. 同じ求人ページなのに、4秒と32秒だった

押されているのに、なぜ0件なのか。
サイトの側の記録を見て、やっと分かりました。

LINE広告から来た方検索広告から来た方
ページにいた時間(平均)4秒32秒
「読んだ」と数えられた割合約15%約50%

図表②:同じ求人ページに来た方の、いた時間
※ 2026年9月。サイトのアクセス解析の数字です。LINE広告は9月12日〜30日、検索広告は9月の1か月。平均と割合は、期間の長さに左右されません。
※「読んだ」と数えられた割合=10秒以上いた、2ページ以上見た、などに当てはまった訪問の割合。

ページは同じです。書いてあることも、写真も、ボタンの位置も同じです。

それなのに、いた時間が8倍違いました。

4秒は、ページを開いて、閉じるまでの時間です。条件を読む時間はありません。

来てくださった方の数は、LINE広告のほうが10倍以上多かった。でも、読まれていませんでした。

ここからは、私の考えです。確かめたわけではありません。
検索広告は、自分で探している方の前に出ます。LINE広告は、別のことをしている途中の画面に出ます。押した時点での「読むつもり」が、違ったのではないかと思っています。

確かなのは、いた時間が違ったということだけです。

検索広告のほうの結果は、上でご紹介した記事に書いています。

4. 押される割合を13倍にしても、結果は同じだった

実は、LINE広告は8月にも出していました。9月のものは、作り直したあとの形です。

8月の形9月の形
広告を押すとその場で友だち追加の画面求人ページが開く
押された割合1とすると約13倍
見学につながった数0件0件

図表③:作り直す前と、作り直したあと

8月は、ほとんど押されませんでした。
そこで、バナーも、押したあとの行き先も作り直しました。押される割合は、約13倍になりました。

作り直しは、うまくいったんです。

それでも、結果は0件のままでした。

ここが、いちばんお伝えしたいところです。

直した数字が良くなっても、結果が変わらないことがあります。そのときは、直した数字が、ほしい結果とつながっていなかった、ということです。

うちは「押される割合」を見て、直して、喜んでいました。
でも、ほしかったのは「押されること」ではなく、「求人ページを読んで、連絡をくださること」でした。見る数字を、間違えていました。

5. 直そうにも、どこに出たのかが分からなかった

次に考えたのは、「反応のない場所に出すのをやめて、反応のある場所だけに出そう」でした。

ところが、レポートを開くと、出た場所は「LINE」という1行だけでした。
トークの一覧なのか、ニュースの画面なのか、その先の内訳は出てきません。

仕組みとしてそうなっている、というだけの話です。
ただ、「あとで場所を絞って良くしていく」という進め方は、できませんでした。これは、出す前に知っておきたかったことです。

6. それでも残ったもの。写真ありは1.22倍

0件でしたが、持ち帰れたものが1つあります。

バナー押された割合
写真なし(文字だけ)1とすると
写真あり(店内の写真)1.22倍

図表④:同じ横長のバナーで、写真があるか、ないか
※ 2026年9月12日〜30日。同じ横長のバナーどうしで比べています。

店内の写真が入っているほうが、押されました。

押されることと、読まれることは別。それは3章で書いたとおりです。
ですから、これは「写真を入れれば応募が来る」という話ではありません。

ただ、「文字だけより、店内が見えるほうが目に留まる」ことは、数字で確かめられました。求人ページのいちばん上の写真や、ほかの求人のバナーを選ぶときに、そのまま使っています。

7. これから出すか迷っている方へ。出す前に決める3つ

LINE広告が良い、悪い、という話ではありません。

うちの求人には、この金額と期間では、合いませんでした。予算の大きさや職種が違えば、結果は変わるかもしれません。

そのうえで、出す前に決めておけばよかったと思うことを、3つ書きます。

1
「何が何件あったら、合っている」とするかを、先に決める押された回数や、1回あたりの安さで決めない。うちなら「友だち追加が1件でもあるか」「見学が1件でもあるか」です。これを先に決めておかないと、安く押されているだけで「うまくいっている」と思ってしまいます。うちがそうでした。
2
押された数といっしょに、「いた時間」を見られるようにしておくサイトに無料のアクセス解析を入れておくと、広告ごとに、ページにいた時間が分かります。4秒なのか、30秒なのか。これを見るだけで、広告の画面からは分からないことが分かります。
3
期間と金額の上限を決めて、そこで止めるうちは、最初から「9月30日まで」と終わりの日を決めて出しました。決めていなかったら、「もう少し続ければ」と延ばしていたと思います。約3週間・約1.4万円で分かったので、これで十分でした。

現在の状態

阿部弘康

阿部 弘康

株式会社CALM TOKYO 代表取締役|恵比寿でまつげパーマ・眉毛サロンを運営
サロン集客ヘルパー(個人事業)|美容サロン専門のコンサルタント

恵比寿でまつ毛・眉毛サロンを運営しています。この記事の数字は、すべて自店のLINE広告の管理画面と、サイトのアクセス解析のものです。
費用は丸めています。出典が言えない数字は書いていません。

この記事で使っている仕組み

求人サイト制作

働き方別の求人ページと、LINEで応募が届くまでの導線。制作と広告運用をセットでお手伝いしています。

求人サイト制作を見る ›