うちの会議は、3か月に1回、60分です。
最初の5分で、「この会議が終わったとき、何が決まっていればいいか」を決めます。これを、終了条件と呼んでいます。
最後は、「誰が・いつまでに・何を」の表にして終わります。
少人数のお店でも、会議は型で回したほうが、決まります。うちの60分を、そのまま書きます。
この記事の内容
少人数のお店の会議は、雑談と区別がつきにくくなります。
毎日顔を合わせているので、あらたまって話すことがない。
集まって、数字を見て、「頑張りましょう」で終わる。次の日から、何も変わりません。
私は、会議をこう考えています。
決めることが、会議です。
決まらなかったら、それは会議ではなく、報告です。報告なら、文面で足ります(→ スタッフ育成は、毎月のLINE1通から。褒め8割・提案2割で、提案は1つだけにしている)。
集まるのは、その場でしか決められないことを、決めるためです。
会議の出来は、始まる前にほとんど決まっています。
私の感覚では、準備が8割から9割です。
前の日までにやるのは、次の4つです。
4つ目が大事です。
「どうしたらいいと思う?」と聞くだけの会議は、進みません。たたき台を持っていって、それを一緒に直すほうが、ずっと早く決まります。
会議の最初に、これを言います。
今日は、次の会議までの3か月で
誰が・いつまでに・何をやるかが決まったら、終わりです。
これが、終了条件です。
先に言っておくと、話が横にそれたときに、戻れます。
「その話は、今日決めることに関係ありますか」と聞けるからです。
終了条件がないと、会議は時間が来たから終わることになります。
あると、決まったから終わることができます。同じ60分でも、残るものが違います。
60分は、こう使います。
| 時間 | やること |
|---|---|
| 0〜5分 | 終了条件を決める |
| 5〜15分 | お店の数字を見る(伸びたところを1つ、落ちたところを1つ) |
| 15〜35分 | 1人ずつ。よかった点 → 課題 |
| 35〜50分 | 次の3か月の目標と、やることを決める |
| 50〜60分 | 担当と期限を読み上げて、終了条件に戻る |
図表①:60分の時間割
気をつけているのは、2つです。
会議の最後に残すのは、この表です。
| 誰が | 何を | いつまでに |
|---|---|---|
| スタッフ | お会計のときに、次回予約のご案内を出す | 次の出勤日から、毎回 |
| お店 | ご案内の紙の表記を直す | 今週中 |
| オーナー | 戻られていないお客様のリストを出して、共有する | 毎月 |
図表②:会議の最後に残す表(形だけ。中身は例です)
3つの列が、全部うまっていること。これが条件です。
「誰が」が空いていると、誰もやりません。
「いつまでに」が空いていると、いつまでもやりません。
そして、オーナーの行も、かならず入れます。
スタッフの行だけが並んだ表は、「やらされること」の一覧になります。お店の側も、同じ表の中で約束します。
会議には、こちらで案を作った資料を持っていきます。
でも、話してみると、案のとおりにはなりません。
たとえば、次回予約のご案内を出すタイミング。
資料では「施術のすぐあと」にしていました。会議で、「お会計のとき」に変わりました。現場の流れを知っているスタッフの意見です。
こういう変更を、議事録の最後に「資料から変わったこと」として書き残します。
書き残す理由は、2つです。
自分の言ったことで、決まりが変わった。それが紙に残っていると、次の会議でも、意見が出ます。
最後に、次の会議の時期を決めます。
うちは、およそ3か月後です。
毎月だと、やることを変えた結果が、まだ数字に出ていません。半年あくと、決めたことを忘れます。
「会議が変われば、売上が上がる」。これは、私がずっと言ってきたことです。
変えるのは、長さでも回数でもありません。最初に終了条件を決めることと、最後に表を残すこと。この2つです。
この記事で使っている道具
面談シートスタッフ面談で使う面談シートを、準備しています。