リピート率(うちでは「再来率」と呼んでいます)は、何か月以内に戻られたら「リピート」と数えるかで、同じ月でも数字が変わります。
期間を長くするほど、高く出ます。
うちは来店周期が約6週なので、その1.5倍の「2か月」で見ています。
そして、表のラベルにはかならず期間を書くことにしました。
この記事の内容
8月の会議のあとで、気づいたことがあります。
5月に来られたお客様のリピート率。同じ数字なのに、
こちらが作った資料には「3か月以内」、会議の議事録には「2か月以内」と書かれていました。
どちらかが、まちがっていたわけではありません。
期間を決めないまま、「リピート率」と呼んでいたのです。
数字だけ見ると、同じに見えます。でも、期間が違えば、別の数字です。
これに気づいて、リピート率の期間を決めなおしました。
リピート率は、こう出します。
リピート率 = その月に来られた方のうち、決めた期間内にもう一度来られた方 ÷ その月に来られた方
「決めた期間」が長いほど、戻る機会が多くなります。だから、期間が長いほど、数字は高く出ます。
同じお店、同じお客様でも、期間の決め方で、数字はいくらでも変わります。
期間を決めずに比べると、比べたことになりません。
では、何か月で見ればいいのか。
うちは、来店周期の1.5倍を目安にしています。
来店周期は、お客様が何日おきに来てくださっているかの平均です。うちは約43日、約6週でした(出し方は → 来店周期は、POSに出ていなくても計算できる。うちは約6週。60日の店と比べると、年に2回多く会える)。
43日の1.5倍は、約65日。だから、2か月です。
| 来店周期 | 1.5倍 | 見る期間 |
|---|---|---|
| 30日 | 45日 | 2か月 |
| 43日(うち) | 約65日 | 2か月 |
| 60日 | 90日 | 3か月 |
| 90日 | 135日 | 6か月 |
図表①:来店周期から、リピート率を見る期間を決める(例)
※ 30日・60日・90日は、計算を見せるための例です
選ぶ期間は、2か月・3か月・6か月の3つに絞っています。
細かく分けると、あとで別の月やほかのお店と比べられなくなるからです。1.5倍の日数にいちばん近いものを選びます。
まつげと眉毛は、周期が短いメニューです。
もし「3か月」で見ていたら、戻るのが遅くなっていた方まで「戻った」に入り、数字がよく見えすぎていたことになります。
逆に、短すぎる期間もあります。
1か月では見ません。来店周期より短いからです。
1か月で見ると、それは「リピート率」ではなく、「早めに戻ってきてくださった方の割合」になります。数字の意味が変わってしまいます。
期間のほかに、もう1つ決めたことがあります。
どの月の数字として書くかです。
リピートしたかどうかは、来店した月には分かりません。2か月たって、はじめて分かります。
そのため、表に書くとき、
の2通りができてしまいます。
うちの表にも、分かった月の行に書いてある数字が混ざっていました。
これだと、ほかの数字(客数・新規など)と、月がずれます。
来店した月の行に書く。これも、期間と一緒に決めました。
いまは、表の見出しを、こう書いています。
| 前の書き方 | いまの書き方 |
|---|---|
| リピート率 | リピート率(2か月) |
| 新規リピート率 | 新規リピート率(2か月) |
図表②:表の見出しの書き方
たった数文字です。でも、これがあれば、1章のようなずれは起きません。
半年後に表を見返したときも、ほかの人が見たときも、何の数字かが、表だけで分かります。
リピート率は、サロンの数字の中でも、よく比べられる数字です。
比べる前に、期間を決めて、ラベルに書く。それだけで、比べられる数字になります。
この記事で使っている道具
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