CATEGORY 02求人

サロンの求人を、求人サイトに頼らずやってみた。
恵比寿の1店舗が、順番に決めた6つのこと

ひもに吊るされた6枚のカードに、虫めがね・鉛筆・砂時計・鍵・椅子・紙が描かれたイラスト
先に結論

お店を開けたときは、求人サイトですぐ決まりました。1年後は、応募になりませんでした。

そこから、自分のサイトに求人ページを作り、検索広告で来てもらう形に変えました。

やってみて決めたことを、6つにまとめます。

6つに共通していたのは、「お店の言葉」を「探す方の言葉」に直すことでした。

この記事の内容

  1. 求人の流れ。4つの段でできている
  2. 順番に決めた、6つのこと
  3. 6つに共通していたこと
  4. まだ出ていない結果
  5. 最初の1つを選ぶなら

1. 求人の流れ。4つの段でできている

うちの求人は、次の4つの段でできています。

  1. 検索広告
  2. 求人ページ
  3. LINE
  4. サロン見学
段やっていること
検索広告仕事を探している方が打つ言葉に合わせて、広告を出す
求人ページ働き方ごとに1枚ずつ。条件は、ここに全部書く
LINE質問と、見学の日にちを決めるやりとり
サロン見学お店を見ていただき、お話をうかがう。その場では決めていただかない

図表①:求人の流れ

求人サイトに出していたころは、この4つを全部、求人サイトの中でやってもらっていました。
自分でやることにして初めて、それぞれの段で、決めなければいけないことがあると分かりました。

2. 順番に決めた、6つのこと

決めた順に並べます。それぞれ、くわしく書いた記事があります。

決めたこと分かったこと
1数えるのは、見学の件数広告の画面の数字が半分になっても、見学の件数は変わらなかった
2探す方が打つ言葉で書く「経験者募集」は、全国で月20回ほどしか探されていなかった
3出す場所は、いた時間で比べる同じ求人ページなのに、4秒と32秒だった
4働き方は、お店が持つもので分ける「面貸し」で探されたのは0回、「シェアサロン」は18回だった
5見学は、面接にしない先に見せて、次に聞いて、条件は最後
6写真より先に、1行目写真のないページのほうが、53秒と長く読まれていた

図表②:求人で決めた6つのこと

1|数えるのは、見学の件数
広告の画面に出る「成果」は、ボタンが押された数です。人に会えた数ではありません。うちは、見学の件数で数えることにしました。
→ Google広告で求人を出した2か月。問い合わせ3件、見学2件。電話の1件は、どの数字にも残らなかった

2|探す方が打つ言葉で書く
経験のある方に来ていただきたくて「経験者」と入れた言葉は、1回も表示されませんでした。探す方が打っていたのは、職種と場所と働き方でした。
→ 求人のキャッチコピーに「経験者募集」と書く前に。その言葉が検索されるのは、全国で月20回ほどだった

3|出す場所は、いた時間で比べる
安く、たくさん押される広告がありました。でも、求人ページにいた時間は4秒でした。押されることと、読まれることは別でした。
→ LINE広告の費用1.4万円で求人を出した3週間。同じ求人ページなのに、いた時間は4秒と32秒だった

4|働き方は、お店が持つもので分ける
うちの働き方は4つあります。お客様を集めるのは誰か、材料は誰が持つか。4つは、お店が持つものが全部違いました。
→ 求人に面貸し(シェアサロン)を足した。「面貸し」で探されたのは0回、「シェアサロン」は18回だった

5|見学は、面接にしない
見学は30分〜1時間ほど。技術のチェックも、条件表の読み上げもしません。その日のうちに、お話しした条件をLINEで送ります。
→ サロン見学は30分〜1時間。先に見せて、次に聞いて、条件は最後。その場では決めていただかない

6|写真より先に、1行目
求人ページに写真を足そうとして、先に数字を見ました。長く読まれていたのは、1行目で不安に答えているページでした。
→ 求人の写真を足す前に、1行目を読み直した。写真のないページのほうが、53秒と長く読まれていた

3. 6つに共通していたこと

6つを並べてみて、気づいたことがあります。

どれも、「お店の言葉」を「探す方の言葉」に直した話でした。

お店の言葉探す方の言葉
経験者募集アイリスト、恵比寿、働き方の名前
面貸し面貸し(シェアサロン)
週2日から他店で働きながら、週2日だけ
面接見学

広告やサイトの話に見えますが、やっていたのは、ほとんど言葉の直しでした。

お店の側は、自分たちの呼び方で書きます。
探す方は、自分の状況の言葉で探します。
この2つがずれていると、同じものを用意していても、届きません。

求人サイトを使うか、自分でやるかより先に、ここが大事だったと思っています。

4. まだ出ていない結果

正直に書いておきます。

この形にしてから、採用の決定には、まだ至っていません。

見学に来てくださった方はいます。そこから先は、条件や時期のすり合わせの話で、広告やページの話ではありません。

それでも、この形は続けます。
求人サイトに出していたときは、何が起きているのかが、こちらから見えませんでした。いまは、どの言葉で探されて、どのページが読まれて、どこで止まっているのかが見えます。直す場所が分かります。

これから書き足すものが、2つあります。

検索広告の3か月目の結果(1の記事)

パートの求人ページの、1行目を直した結果(6の記事)

このページは、「うまくいった方法」のまとめではありません。

「いま分かっているところまで」のまとめです。

5. 最初の1つを選ぶなら

6つを一度にやる必要はありません。

最初にやるなら、2です。探す方が打つ言葉を、調べること。

お金がかかりません。
そして、いま求人サイトに出している原稿にも、そのまま使えます。見出しのいちばん前に置く言葉が、変わるはずです。

その次は、1です。何を数えるかを、決めること。
押された数ではなく、会えた人数で数える。これを決めておくと、ほかの4つは、順番に見えてきます。

現在の状態

阿部弘康

阿部 弘康

株式会社CALM TOKYO 代表取締役|恵比寿でまつげパーマ・眉毛サロンを運営
サロン集客ヘルパー(個人事業)|美容サロン専門のコンサルタント

恵比寿でまつ毛・眉毛サロンを運営しています。このページにある数字は、すべて自店のもので、6本の記事に書いたものです。
費用は丸めています。出典が言えない数字は書いていません。

この記事で使っている仕組み

求人サイト制作

働き方別の求人ページと、LINEで応募が届くまでの導線。制作と広告運用をセットでお手伝いしています。

求人サイト制作を見る ›